忍者ブログ

頑張れ日本!全国行動委員会 茨城県本部

色即是空

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

色即是空

先日、林千勝先生が講演で「自他不二」という言葉を引用されていて、数年前に先輩から教えて頂いた色即是空というのを思い出した。

色即是空(しきそくぜくう、色これすなわち空)

目に見えるもの「色」は、もとは「空」という世界から生まれた。「空」は必ず「色」という個別の様相をとってこの世に現れる。もとは「空」だが「色」にはそれぞれ区別がある。すべてのものは根本的につながっていて、単独で存在するものはない。宇宙に存在するものすべて目に見えないエネルギー(空)の様々な表現形態(色)である。

ということらしく、他にも「色心不二」「私がなければみな私」「情けは人の為ならず」など、私の信頼する先生達も、概ね同じことを引用して言っている。

これが分かると今までピンと来なかったことが理解できたり、スーッと腑に落ちることがある。

「すべての生命がつながっている」

「人間の心(良心、仏性、神性)が宇宙の心と通底する」

「天壌無窮は永遠を表すと同時に現在を意味する。過去も未来も今において一つ、歴史は永遠の今の展開。歴史の根底にはいつも永遠の今が流れている」

「大御心には皇祖皇宗の御心と我が国の無限の将来が生きている」

「我が国一切の文化は國體の具現化」

逆の意味で理解できることもある。

フランクフルト学派の批判理論(critical theory

「現代人は自然、社会から疎外されている。社会は常に悪い。原因は伝統的文化。疎外を取り除くため文化を否定、破壊するという理論」

リベラルの多文化主義

「異なる文化が少しでも傷つけあう可能性を排除するという名目のもと、すべての文化は並列化されるべきとする考え。」

自由、平等、博愛などの普遍的価値「空」を実現させるために現れた形態が、多種多様な伝統的文化、言語、共同体精神など「色」ということではないかと思います。

林先生は「共同体精神が分かりにくいのは、西欧近代合理主義によって本来、自他不二のものをバラバラにされているのが原因」ということをおっしゃっていました。

グローバリスト達は、「色」のせいで疎外がおきて「空」が実現できないだとか、多種多様な「色」の区別と少数派「差別」とをすり替えたり、並列化を主張し多数派の土着文化を否定したりと、したたかに「色即是空」をバラバラにし、結果的に多種多様な文化を否定し、結果的に自由、平等をも破壊している。

我が国は古来より普遍的な価値「空」を君民一体で表現し、多種多様な「色」を創造、調和させ発展してきた共同体です。敗戦で一時的に破壊されてしまった共同体精神を取り戻す、復古することが現代日本人の「色」となるよう少しでも尽力したいと思います。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

P R