[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
学生時代、学校の“お勉強”が嫌で仕方なかった自分は、親に「お勉強はなぜしなくてはならないのか?」と尋ねた際「良い高校に入って、良い大学を出て、(給料の)良い会社に入るのが幸せで、将来楽するために今頑張りなさい」というような返事を受け、到底納得できず、やる気も起きず、腑に落ちないまま学生生活をやり過ごしました。
それらのモヤモヤが晴れてきたのは30余年たったつい最近のことです。明治維新以降、学問は立身出世のための手段となりはてたこと、親の世代は戦後教育で徹底的にユダヤ普遍主義(個人主義)を叩き込まれていることなどを知り、自分の腑に落ちない感覚は間違っていなかったのだと腑に落ちました。
さらにその感覚をより腑に落としてくれたのが、水戸藩九代藩主、徳川斉昭公の時代に記された弘道館記の解説本(水戸の碑文シリーズ2 水戸烈公と藤田東湖『弘道館記』の碑文 但野正弘著)でした。その中に、忠孝无二(ちゅうこうになく)文武不岐(ぶんぶわかれず)学問事業(がくもんじぎょう)不殊其效(そのこうをことにせず)という一節があります。
「忠」は天皇陛下の本業、大御心への奉仕、「孝」は国民各々が親に誠を尽し、人倫道徳を正しく踏み行うことで、孝も忠の内であり、忠孝は人々の身近にある。→忠孝无二
「文」は学問を通し道義、道徳、為すべき道を究明すること、「武」は実践、実行に移す武勇。「文」のみでは軟弱で、いざという時役に立たない。「武」のみで学問を怠れば正邪の判断がつかず蛮勇、暴力になり、それは武勇ではない。→文武不岐
「学」は道を学ぶこと、「問」は道を問うこと、「事業」は究明した道を実地に行うこと。→学問事業
学問と事業とは、その效(働き)を別個に考えてはならず、一つの精神で貫かれていなければならない。→不殊其效
自分が学生時代に知りたかったのはまさにこういったことでした。文武不岐、学問事業に似たような言葉で“文武両道”というものはありましたが、それは試験の成績が良く、且つ運動部でも活躍し双方を両立させていること、頭も体もバランスよく鍛えよ、程度のことで、決して十分とは言えない意味で使われていた気がします。我が国にはすでに江戸時代から国柄を基にした教育があったにも関わらず、戦後、大本を曖昧にした上辺の教育が、気付かれぬよう巧妙に今も行われています。アメリカも上手いことやってくれたもんだなあと思いますが、当人たちもここまでうまくいくとは思っていなかったのではないでしょうか。日本の自主独立を阻止したいアメリカの意を継いだ敗戦利得者たちが、戦前の教育に、軍国主義→戦争といったレッテル張りをして触れさせないよう必死になっているというのは、戦前の教育にこそ、自主独立に重要な、国柄を基にした本来あるべき教育があるからに他なりません。
もしも冒頭の問い「なぜ勉強が必要か?」に対して「国民各々が日本人としての道義、道徳、為すべき道を学び、問い、究明し、それを実践で正しく踏み行い、自らの分を尽すことで親、先祖、同胞、子孫へ孝行し、そのことが天皇陛下の大御心(国民の幸せと安寧をお祈り下さる心)への忠義を為し、その調和を君民一体で窮まり無く創造発展させるためですよ。」という返答があったら、私は猛烈に勉学に励んだ…かどうかは分りませんが、大いに納得はしたと思います。
日本経済がデフレに陥ったとされるのは、消費税率が5%に引き上げられた97年、それから約20年で失われたであろう所得(需要)は、年率2.2%の低成長で少なく見積もっても3610兆円になるそうです。(チャンネル桜R1/7/3)マスコミ風に言うと「国民一人頭3000万円」です。3000万円もあったらなあと妄想にふけると共に、そんなに損してんのかよ!という悔しさが湧いてきますね。
消費税導入の建前の一つに「膨らみ続ける社会保障費の財源確保」というものがあります。現代貨幣理論(MMT)により〔税収=財源〕という嘘が明るみに出てしまいましたが、消費税などやらなければ社会保障費なんて余裕で賄えていたし、貧困化が原因の様々な問題も犯罪もなかったかもしれないし、経営難で自殺した人も救われていたかもしれません。なにより悔しいのは、これらが情報戦で意図的にやられていることです。安倍首相は「リーマンショック級の事が起きない限り予定通りやる」と言ってた気がします。デフレ期の消費税のせいで、3610兆円、国民一人頭3000万円、リーマンショックの39倍のショックを被ってきた。という現状を家族、友人、知人、地元議員等と共有し、日本を貶めている情報(デフレ期のデフレ促進策:チラシ参照、ダメ!ゼッタイ!デフレ期の消費税増税)を草莽により正しましょう。たとえ10%になったとしても諦めず、しつこく減税、廃止を訴え続け3000万円を取り戻しましょう。
また経済的復活だけではバブル期の浮かれた日本に戻るだけなので、戦前の精神性を合わせて取り戻し、皇祖皇宗、今上陛下の大御心(国民が精神的にも物質的にも皆で幸せに暮らせるよう)に奉体し、日本の栄光を再び輝かせるよう努めましょう。